1位東野圭吾、2位半沢直樹 市立図書館この一年に読まれた本
2021年10月11日 のニュース
京都府福知山市駅前町の市立図書館中央館(山路智子館長)は、この1年間に多くの人に読まれた本を集めた特集展示「ベストリーダー2021」を館内で開いている。集計期間は昨年10月1日から今年9月30日まで。一般書、児童書(読み物・しらべ学習)、絵本ごとに分け、それぞれのコーナー近くに置いており、訪れた人らが手に取って見ている。
読み逃していた本や知らなかった話題作に出会える機会にしてもらおうと、毎年この時期に実施している。2階に一般書の上位100冊までを置き、1階に児童書と絵本の上位50冊までを並べている。期間は10月31日まで。
一般書の1位は東野圭吾の長編「クスノキの番人」、2位は半沢直樹シリーズ最新作「アルルカンと道化師」と、余命を告げられた若者の最後を描いた「ライオンのおやつ」が同順でランクインした。
児童書の1位は、自然や環境問題、防災などをテーマにした科学漫画「サバイバルシリーズ」、2位はキツネのゾロリが冒険を繰り広げる「かいけつゾロリシリーズ」、3位は可愛らしいはなかっぱの日常を描いた「はなかっぱとひのかっぱ」となった。
絵本は優しい犬のバムと自由奔放なカエルのケロを描いた「バムとケロのおかいもの」「バムとケロのにちようび」が1、2位になった。3位は「はたらくくるましょうぼうじどうしゃウーウー」。
それぞれのランキングも張り出しており、展示している本は自由に借りることができる。
写真=人気を集めた本を展示している