市立福知山市民病院長に阪上順一副院長
2021年09月11日 のニュース

京都府福知山市の市立福知山市民病院で、病院事業管理者の香川恵造院長(73)の任期満了に伴い、後任に阪上順一・副院長兼患者サポートセンター長(57)が10月1日付で就く。
病院事業管理者は、地方公営企業法の規定で市長が任命する。
阪上副院長は、金沢大学医学部医学科卒。1989年5月に京都府立医科大学第三内科に入局し、同大大学院大学医学研究科消化器内科学教室講師、大学内視鏡・超音波診療部副部長などを経て、2020年4月から現職。
阪上副院長の院長としての任期は10月1日から4年間。
略歴
金沢大学医学部医学科卒 | |
1989年 | 京都府立医科大学第三内科入局 |
1998年 | 京都府立医科大学第三内科助手 |
2009年 | 米国・メイヨークリニックGI部門留学 |
2013年 | 京都府立医科大学大学院大学医学研究科消化器内科学教室講師 |
2015年 | 京都府立医科大学内視鏡・超音波診療部副部長(兼任) |
2016年 | 京都府立医科大学総合診療科長(兼任) 京都府立医科大学医療情報部副部長(兼任) |
2017年 | 京都府立医科大学病歴管理室長(兼任) |
2020年 | 福知山市立福知山市民病院副院長兼患者サポートセンター長 |
■16年務めた香川医師は名誉院長に■
香川院長は05年から4期16年にわたり、地域医療の充実をめざして市民病院の先頭に立ってきた。10月1日以降は非常勤で病院に残り、診療にあたる。また病院の意向で「名誉院長」に就任する予定で、阪上新院長の諮問に応じて、病院事業に関する指導、助言をする。