動輪やプレート念入りに 福知山SL保存会がC58磨き上げる

2021年08月06日 のニュース

 旧国鉄時代からSLの運転などに携わってきた人らでつくる福知山SL保存会(松山美昭会長)は5日、京都府福知山市広小路通りの福知山鉄道館ポッポランド2号館で静態保存されている蒸気機関車「C58 56」の清掃作業をした。会の役員ら13人が出て、ピカピカに磨き上げた。

 「C58 56」は1939年(昭和14年)に製造され、福知山機関区にも配属。舞鶴線や小浜線などを走り、99年に2号館に移設展示された。

 清掃は年4回実施。今回は3月以来約4カ月ぶりの作業となった。

 会員たちは車体の汚れを落とし、真鍮部分を油で拭いた。動輪や前部のプレート部分を念入りに磨いたほか、機関車を載せた線路付近の砂利も入れ替えた。

 松山会長(74)は「会員たちはコロナ対策をしっかり取り、走っている時と同じくらいピカピカに磨き上げました」と話していた。

 

 

写真=動輪付近を磨く会員たち

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