自衛官として77人決意新た 陸自第7普通科連隊で候補生課程修了式

2021年06月29日 のニュース

 陸上自衛隊第7普通科連隊(小野田宏樹連隊長)は27日、京都府福知山市天田の福知山駐屯地体育館で、今年度の自衛官候補生課程修了式を開いた。18歳から32歳までの修了生77人は、4月からの前期教育で養った自衛官の自覚を胸に、それぞれの任地に向けて決意を新たにした。

 修了生たちは入隊から約3カ月、自衛官としての心構えや動きを学ぶ基本教練、25キロの行進、厳しい戦闘訓練などを乗り越えてきた。式は新型コロナウイルスの感染予防として、保護者の参加と修了生の入場行進を無くし、来賓も少なくして実施した。

 修了証書授与や成績優秀者の表彰などがあり、式辞では小野田連隊長が、「これからが真の自衛官生活の始まりです。日本の平和、国民の命を断固として守り抜くことが求められます。それぞれの部隊で頑張ってほしい」と激励した。

 候補生代表の森本弥彦さん(22)は「様々な訓練で精神的に強くなれ、同期の絆の尊さも知りました。歴史と伝統ある福知山駐屯地で学んだことを誇りに、精いっぱい頑張ります」と誓った。

 候補生は7月5日までに2等陸士になり、全国各地の任地で専門の後期教育を受ける。
 
 
写真=りりしい表情で式に参加する修了生たち

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