店舗で育てた花苗配ってサギへの注意呼びかけ 年金の日に信金三和支店
2021年06月16日 のニュース

京都府福知山市三和町千束の京都北都信用金庫三和支店(森下和成支店長)は、年金受給日の15日に、福知山署と協力した特殊詐欺防止の啓発活動をした。店内に、「『ATMで還付金』それは詐欺!」などと書いた札を立て、来店客にヒマワリ、サルビア、コスモスの花苗を配って注意を呼びかけた。
支店では毎年、「信用金庫の日」の6月15日に、年金の日でもあることから、お年寄りらへの啓発活動をしている。花苗は店舗で育て、全部で200株を用意。森下支店長が手作りしたミニ立て札も付けた。
札の裏面には、「レターパックで現金を送る」「キャッシュカードを預かる」「コンビニでプリペイドカードを購入」など、注意が必要な特殊詐欺の手口を載せた。
福知山署生活安全課の2人も参加し、特殊詐欺対策の実施や不安な時は警察への相談を促す啓発グッズを配った。
森下支店長は「詐欺が起きていることを知ってもらい、被害に遭う人が減るように取り組んでいます。また、北都信金が120周年でもあるので、その感謝も込めました」と話していた。
写真=花苗を渡す森下支店長(中央)