興に伝わる昔話「薬師さまとおばあさん」 紙芝居同好会に新作完成

2021年06月17日 のニュース

 京都府福知山市の民話を語り継ぐボランティアグループ、福知山昔話紙芝居同好会(植村玲子会長)の上演作品に、26作目となる新作「薬師さまとおばあさん」が加わった。同市興地区の薬師如来が、耳の神様として慕われるようになったゆえんをまとめた。

 子どもたちに古里への愛着を深めてもらいたいと、市内に伝わる民話、昔話を紙芝居にして上演している。

 新作の「薬師さまとおばあさん」は2月に製作着手。前会長の植田勝美さん(79)が、大江町のイラスト作家、滝町昌寛さんに依頼。このほど紙芝居用の絵13枚が完成した。

 観音菩薩が出した金の環を、興の薬師如来が、耳が聞こえなかったおばあさんの耳に掛け、息を吹きかけたところ、元通り聞こえるようになった。

 薬師如来は耳の神様だと評判が高まり、今もお堂の周りに糸を通した穴の開いた石がたくさん供えてあるのは、金の環をかたどったものだと伝わっている。

 植村会長(75)は「言い伝えは薄れてしまい、地元の人でも分からないことがあるので、伝えていかなければいけない。7月に市内で行う上演会で初披露したい」と楽しみにしている。

 

 

写真=完成した紙芝居

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