由良川沿いで水没する消防団詰め所・車庫を高台に統合 庵我分団

2021年04月07日 のニュース

 由良川沿いにあり、たびたび浸水被害を受ける京都府福知山市庵我地区を管轄する市消防団庵我分団(四方克彦分団長、3部・団員数73人)の、第1部と第2部の統合車庫・詰め所が、高台にある中村団地の市有地に完成した。工事費は3998万3千円。

 第1部(猪崎、城山、下猪崎、中村団地)は、城山に建築年不明の木造平屋建て延べ45平方メートルの古い車庫と詰め所があった。住宅密集地にあったため、消防ホースの乾燥や収納など周囲に気を配っていた。

 第2部(中、池部)は、中(1988年建築)と池部(84年建築)にそれぞれ車庫と詰め所がある。ともに府道沿いで、鉄骨造平屋建て延べ床面積45平方メートル。池部の詰め所はたびたび浸水、大きな災害時には水没していため、1台の積載車を、出水期などの半年間は中に配置していた。

 各部が抱える課題を解消するため、2つの部の拠点を統合する形で整備し、エリアが南北に長いため、1部と2部の境界にあたる場所に建設した。

 車庫・詰め所は木造2階建て延べ床面積140平方メートルで、1階は1部と2部の積載車計2台が入る車庫、水洗トイレ2つなどがある。水防倉庫を設け、FRP(繊維強化プラスチック)製で組み立て式の舟1隻を置く。2階は詰め所、分団本部の部屋などがある。

 四方分団長は「昼間は地元にいる団員が少ないので、統合によって出動可能な最少人数が集まる時間が短縮でき、1台だけでも早く出せるようになる」と喜び、「自治会と連携して水防力の向上にも努め、地域の人が安心安全に暮らせるようにしたい」と話す。

 第3部(筈巻、安井)は2015年に、木造平屋建て延べ床面積54平方メートルの車庫・詰め所に建て替えている。

 3部体制は維持する。
 
 
写真=新しい統合車庫・詰め所前で整列する団員たち

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