新生活始める人を本で応援 大人向けと子ども向けに市立図書館

2021年03月27日 のニュース

 春から新しいスタートを切る人を応援しようと、京都府福知山市駅前町の市立図書館中央館(浅田久子館長)は、新生活に役立つ情報誌や気持ちを新たにできるような本を集め、展示している。子どもと大人向けに分けられていて、4月4日まで。

 子ども向けは1階で、「新しい扉をあけて」がテーマ。「一ねんせいになったら」「はじまりの日」などの絵本、小学校への入学準備から楽しく過ごすコツなどを紹介する「小学生になったら図鑑」などがある。

 大人向けは2階にあり、テーマは「始まりの季節に向けて」。料理初心者に向けた解説本「自炊のトリセツ」、社会人らに必要な知識をまとめた「そのまま使える『ビジネス文書』」「敬語のおさらい」などを置く。

 子ども向けは約70冊、大人向けは120冊を用意しているが、展示はいずれも約20冊ずつで、随時入れ替えていく。

■「この世界の片隅に」こうの史代さんのイラスト展示も■

 また、同館では漫画家、こうの史代さん(52)が、市の依頼を受けて制作したイラスト「麒麟のいる街」の複製画を展示。数量限定でポストカードも配布しているほか、著作の「この世界の片隅に」「本のこども」「宇宙じん捕獲報告書」や関連本30点も並べている。4月25日まで。

 毎週月曜休館。開館は午前10時で、平日は午後8時まで。土曜、日曜、祝日は午後6時まで。

 
写真=新生活に向けた絵本が並ぶ子ども向け展示コーナー

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