台湾の生徒と来日修学旅行の代わりにオンラインで交流 府立工業高校
2021年03月25日 のニュース

福知山市石原の京都府立工業高校(大島浩樹校長)でこのほど、生徒11人が台湾の台中市立霧峰農業工業高級中等学校の生徒約30人と、オンラインのビデオ通話で交流した。同年代の生徒たちが英語でそれぞれの地域や学校、日常生活を紹介して会話を楽しんだ。
府が青少年の交流促進などを目的に海外の学校の受け入れをしており、府立工には霧峰農工から修学旅行で2回生徒が訪れている。今年度は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでやり取りした。
最初に、動画を使って互いの地域や学校について説明。福知山には明智光秀が建てたとされる福知山城があることなどを伝え、台湾からは様々な屋台のおすすめ料理を聴くなどした。
質問タイムでは、府立工の生徒から「学生の間で今はやっているものは?」「新型コロナで生活は変わりましたか?」「日本の印象は?」などを尋ね、台湾の生徒が「ビデオゲームがはやっている」「マスクをするようになった」「清潔感があるイメージ」などと答えた。
台湾の生徒からも休日の過ごし方や学校生活、台湾へのイメージといった質問があり、府立工の生徒が写真などを使いながら回答した。
生徒会長で2年の米田優哉君は「学校紹介ビデオの雰囲気一つをとってもいろんな違いがあり、海外の文化が感じられて楽しかったです。いい経験になりました」と話していた。
写真=オンラインで台湾の生徒と交流をした