高台に消防団の統合車庫・詰め所 洪水時も拠点機能を維持

2021年03月17日 のニュース

 京都府福知山市大江町常津に、市消防団河東分団(浅野雄介分団長、団員43人)の統合車庫・詰め所ができた。2カ所にあった消防車庫と詰め所を統合した建物で、洪水時の浸水などこれまでの課題が解消され、団員の士気が高まっている。

 消防団が出動するには一定の人数が集まってからになる。団員数が減少傾向にある中で、拠点が分かれていると一定数集まるのに時間がかかり出動が遅くなるため、統合して1カ所に集約し、1台だけでも早く出動できるようにした。

 旧施設はともに由良川と並行した府道沿いにあり、豪雨や台風で由良川があふれ天井近くまでつかることが何度もあった。老朽化も進んでいた。

 新しい統合車庫・詰め所は同じ府道沿いだが、高台の旧河東保育園跡に整備。木造平屋建て延べ床面積149平方メートル。新築工事の事業費は約4651万円。車庫部分は54平方メートルで、積載車合計2台を収容する。

 詰め所部分は62平方メートルで、女性が入団しても対応できるように、23平方メートルと15平方メートルの2部屋を配置し、水洗トイレも2つ設けた。ほかに倉庫、洪水時に使う木舟、船外機付きのアルミ製救助船を置く場所などがある。

 浅野分団長は「集まるのにやや不便になりますが、少しでも早く出動でき、出水期も詰め所機能を維持して活動できるようになりました。敷地が広いため操法大会の訓練などもしやすい」と喜んでいる。14日には全団員を集めて運用方法の周知を図った。
 
 
写真=完成した河東分団の統合車庫・詰め所。団員が整列した

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