自動車整備組合が交通遺児支援 一年かけアルミホイール回収
2021年02月11日 のニュース

中丹自動車整備工業協同組合青年部会(波多野智陸部会長)はこのほど、福知山市長田野町の組合の敷地内で、1年がかりで回収した自動車アルミホイールの仕分け作業をした。市内のリサイクル業者で換金したあと、京都府の交通遺児支援事業に寄付する。
社会貢献活動の一環として、2002年から継続して実施。今年は組合に加入する福知山、綾部両市の自動車整備工場87事業所から、不要なホイール299個を回収した。
青年部会の22人が組合に集まって作業。空気バルブやセンターキャップなどを手際よく取り除き、換金できるアルミの部分のみにして、回収コンテナに積み込んでいった。
換金額は16万8千円になり、22日に寄付する予定。今回の分を合わせた19年間の寄付額は363万9958円となった。来年以降も同じように回収し、支援活動を続けていくことにしている。
写真=手際よく不要な部分を取り除いた