庁舎の喫煙場所を地下駐車場入り口に移動 福知山市役所
2021年02月05日 のニュース

京都府福知山市は、市役所敷地内に設けている特定屋外喫煙場所を変更する。現在は市役所隣のハピネスふくちやま(旧市民会館)裏側にあるが、8日から市役所東側地下駐車場出入り口付近に移動する。
健康増進法では、行政機関での敷地内喫煙は原則禁止しているが、来庁者が普段立ち入らない場所など、受動喫煙対策を講じれば特定屋外喫煙場所を設置できる、としている。
ハピネスふくちやまは、乳幼児健診などに使われ、施設利用時には新型コロナウイルス感染予防の換気をするため、たばこの煙が入らないように喫煙時間を制限している。しかし、喫煙者には利用しにくい現状があることなどから、場所を変更することにした。
新たな喫煙場所の地下駐車場出入り口付近は、駐輪場が近くにあるものの、人の動線からは外れるため受動喫煙対策はできているとし、区画化のためにパーティションを設けた。パーティションの費用は日本たばこ産業が負担する。
同時利用は4人以内とし、8日午後2時以降の供用開始を予定している。
写真=市役所敷地内に設けた新しい特定屋外喫煙場所