炭火アイロン、黒電話など 明治・昭和の民具を展示

2021年01月23日 のニュース

 京都府福知山市下柳町にある市治水記念館の一角で、明治から昭和にかけて使われた道具などが常設展示されている。今では日常で見かけなくなったものがほとんどで、懐かしそうに見る人もいる。入館無料。

 同記念館は、今から約140年前の明治10年代に建てられたと推定される建物を使用。昭和40年代ごろまで呉服屋で、水害の常襲地のため、被災時に1階の荷物を階上に揚げる荷揚げ用滑車「タカ」があり、避難場所となる屋根裏を設けるなど、水害対応の造りになっている。

 福知山などを襲った昭和28年(1953)の大水害「28災」の記憶を風化させないために、市が買い取り、市と国交省福知山河川国道事務所が整備し記念館とした。

 展示している道具は呉服屋だった時代に使われ、蔵に残されていたもの。この中から35点ほどを選んで展示している。

 並んでいるのは蓄音機、燭台、提灯、炭入れアイロン、柳ごうり、竿秤、ダイヤル式の黒電話、おひつなど。炭火を入れるこたつは、転がしても火受け部分が常に傾かないように作られている。

 「昔、家にあった」と懐かしむ人や初めて見る黒電話に興味を示す子どももいるという。同記念館は午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。毎週火曜日休館。

写真=黒電話や蓄音機などが並ぶ

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