放課後児童クラブに空気清浄機 緊急事態宣言下でも安心して過ごせるように

2021年01月17日 のニュース

 京都府に緊急事態宣言が再発令され、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底が、全府民に改めて求められている。たくさんの子どもが利用する福知山市の放課後児童クラブでは、新たに整備された高性能の空気清浄機などを活用し、安心して過ごせる環境を整えている。

 市は、昨年の市議会6月定例会で、市内の放課後児童クラブに空気清浄機、自動消毒液噴霧器、空気を循環させるサーキュレーター、体温計などを整備する予算1350万円を計上。11月末から全16カ所に順次導入した。

 このうち、庵我放課後児童クラブ(井上とよ子代表)には、空気清浄機2台とサーキュレーター1台などが設置された。緊急事態宣言後は、利用を控える家庭も若干あるが、15人ほどが通っていて、スタッフたちは気を引き締めて、感染防止対策に努めている。

 15日は14人が利用した。手指の消毒を行ったあと、空気清浄機が設置された教室で静かに学習。外遊びの際もしっかりマスクを着用し、こまめにマスクの交換もしながら、保護者が迎えに来る時間まで過ごしていた。

 井上代表は「机やドアノブなどの消毒、換気など、これまでにも取り組んできたことをしっかり気を付けながら行っています。緊急事態宣言下でも、安心して利用できる環境づくりを続けていきたい」と話している。

写真=空気清浄機のある部屋で学習する児童たち(庵我放課後児童クラブで)

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