瑠璃色の羽したルリビタキやモズいたよ 三段池で冬の探鳥会
2021年01月13日 のニュース

京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市児童科学館(桐村嘉郎館長)は、三段池周囲で探鳥会を開いた。子どもから大人まで約20人が参加し、身を切るような寒さの中、園内を歩いて、元気に活動する冬の鳥たちを探した。
毎年恒例の催し。今年は9日に開催し、参加者たちは市自然科学協力員で講師の大槻浩さん(61)から、園内で見つかる鳥について説明を受けてから出発。互いに「あそこの木の下にいるよ」「見えた」などと声をかけながら、松林や池などにいる鳥たちをじっくりと観察した。
枝にエサになるカエルや虫などを突き刺しておくことで知られる「モズ」や、瑠璃色の羽と側面のオレンジ色が鮮やかな「ルリビタキ」など24種類の鳥が見つかり、愛らしい動きやさえずりなども楽しんだ。
生き物が好きで初めて参加したという美鈴小学校4年生の増茂全君は「見たことがなかった鳥が見られてうれしいです」と笑顔を見せていた。
写真=静かに鳥を観察する参加者たち