福知山ミュージアムで光秀の「武将印」配布 閉館の2月7日へ向けラストスパート
2021年01月06日 のニュース

ゆかりの戦国武将・明智光秀を主人公にしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送に合わせて開設された福知山光秀ミュージアム=京都府福知山市内記一丁目=が、2月7日の終了まで残り1カ月となった。1月12日からオリジナル武将印を無料配布して、ラストスパートをかける。
ミュージアムは、官民連携組織・福知山光秀プロジェクト推進協議会(会長・塩見和之福知山商工会議所会頭)が主催して、市佐藤太清記念美術館2階に構える。
若き美濃時代から本能寺の変までの光秀の生涯を始め、福知山での築城や城下町づくりでの知恵、茶の湯や連歌をたしなむ文化人の一面といった光秀の魅力をパネルや映像で紹介している。ドラマ出演者のサインなどもある。
当初の開設期間は1月11日までだったが、大河ドラマの放送期間が延長されたことに伴い、ミュージアムも延長。入館者数は新型コロナウイルスによる臨時休館や外出自粛の影響を受けながら4日時点で8万4156人。期間内目標は10万人を掲げている。
12日からプレゼントするのは、御朱印や御城印を模した光秀の「武将印」(A6判)。隣接する福知山城は光秀が城下町に名付けた「福智山」で表記し、明智家の桔梗紋をあしらった御城印が人気で、2枚セットで持つと一層よい記念になる。
ミュージアムは新型コロナウイルス感染防止対策で一度に入館できる人数を40人に制限しているが、平日なら待ち時間なく入館できる状況という。光秀に関する歴史重要資料の原本展示は、1月11日で終わる。
問い合わせは同推進協議会事務局、電話0773(48)9108。
写真=期間限定で配布するオリジナル武将印