舞若道で1千人が空中散歩 福知山―綾部IC
2020年12月15日 のニュース

4車線化事業が進む舞鶴若狭自動車道福知山IC(インターチェンジ)-綾部IC間で12日、ウォーキングイベントが開かれ、福知山市内外の家族連れら約1千人が、普段は入ることができない工事中の車道を歩いた。
福知山IC-舞鶴西IC間の対面通行区間14・9キロを4車線化する工事が進められている。綾部パーキングエリア-舞鶴西IC(4・7キロ)は先行して供用を始めていて、福知山IC-綾部IC(10・2キロ)の工事は今年度末に終わる予定。
開通を前にして、沿線の福知山、綾部、舞鶴各市が、市民らに高速道路に親しみを持ってほしいと企画。コースは、石原・興トンネルから、由良川橋を渡り私市円山トンネルまでの往復4キロ。
参加者は、真新しい道路を歩きながら、一面に広がるまちの風景を見渡したり、スマホで記念撮影したりして楽しんだ。コース上ではリフト車の乗車体験もあり、子どもたちの人気を集めた。
父親と参加した寺川聡汰君=六人部小学校3年=と大智君=同2年=の兄弟は「遠くの風景まで見られて、きれいでした。車とは違う目線でおもしろかった。開通したら、お出掛けに連れて行ってほしい」と話していた。
写真=舞鶴若狭自動車道を歩く参加者