尻もちつきながら大きな大根収穫 修斉小1年-19日の給食に
2020年11月17日 のニュース

京都府福知山市半田、修斉小学校(一戸香里校長)1年生53人は17日、学校近くの畑で大根の収穫体験をした。食育の日(毎月19日)に合わせた取り組みで、児童たちが収穫した大根は、19日の給食で出されるシチューの材料に使われる。
収穫の楽しさや農業の大変さを知り、地元産野菜に興味を持ってもらおうと、市学校給食会が毎年実施している。
場所は半田営農株式会社(福田恭衛社長)が栽培する畑(約3アール)で、8月の盆ごろに種をまいたが、日照りが続いたため発芽せず、同下旬に再度種をまき育てた。
児童たちは福田社長(75)から「真っすぐ上向きに抜いて収穫してください」とアドバイスを受けたあと畑に入り、1人2本ずつ抜いていった。
重さ約4キロの大根も収穫。引き抜く際に尻もちをつく子もいた。子どもたちは教諭らの手も借りながら大きい大根を引き抜き、友だちと見せ合って喜んでいた。全部で約300キロが取れた。
写真=大きな大根が取れたと喜ぶ児童たち(17日午前10時すぎ)