住民たちが堤防の除草作業 国交省職員も参加して由良川で
2020年10月19日 のニュース

京都府福知山市の内記一丁目自治会(河波司自治会長)は18日、地区内の堤防の除草作業に取り組んだ。福知山城の下周辺150メートルほどを清掃し、堤防上の通路や民家側の壁に生えた雑草を手作業で取り除いてきれいにした。
福知山堤防愛護会が毎年8月に催す美化奉仕活動中に清掃する場所だが、今年は新型コロナウイルスの影響で活動を縮小したため、手つかずのままだった。そこで、「秋の町内クリーン作戦」として掃除を企画した。
近くの京町の住民有志、国交省福知山河川国道事務所の矢野則弘所長ら職員も駆けつけ、約60人が参加。参加者は手分けして空き家周辺などの美化作業もした。
堤防では、壁面に生えた雑草を鎌で一つひとつ丁寧に刈り、はしごを使って高所もしっかりと除草した。
河波自治会長(80)は「水害から守ってくれている大切な堤防なので、しっかりときれいにしたい」と話していた。
写真=住民らで協力して、堤防をきれいにした