6万2500立方メートル貯めて「8月豪雨」級でも床上浸水解消 堀に完成の調整池

2020年10月19日 のニュース

 京都府福知山市の大堀区自治会(河谷寅夫会長)は、地区内の福知山公立大学近くで整備された「桃池」「草池」「小谷ケ丘」の調整池3カ所の見学会を14日に開いた。大堀区自治会に所属する15自治会の代表者がそれぞれの工事現場を訪れ、市職員から機能や役割について説明を受けた。

 市は、国、府と協力しながら治水対策を進めており、雨水をためて下流の流量の増加を緩やかにする調整池整備もその一環。3カ所の調整池は15年度から事業が始まり、今年度が最終年度。工事はほぼ完成している。

 5月末には各池で運用できる機能が整ったため、こうした設備が地区内にあることを確認し、理解を深めようと、大堀区自治会が見学会を企画した。

 現地では市道路河川課の職員が「3つの調整池は法川の治水対策になり、2日間の降水量が過去最高になった2016年8月豪雨と同程度の雨でも、民家の床上浸水を解消するよう計算して設計されています」などと説明した。全体では約6万2500立方メートルの貯水量がある。

 このほか、草池調整池では並行して進む道路工事についても確認。福知山公立大学駐車場付近と、荒木集落を通る市道荒木神社堀線とを結ぶ幅7メートルの道路で、最終的には桃池近くまで整備して大学へのアクセス道路となる。

 参加者たちはそれぞれの地点で「池の管理はどこがすることになりますか」「転落防止のフェンスは付きますか」「水路はどうなりますか」など積極的に質問をし、運用のイメージをつかんでいた。


写真=桃池調整池を見学する参加者たち

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