オンラインで合同企業説明会 長田野工業団地と京都三和
2020年09月10日 のニュース

京都府福知山市の長田野工業センターと北京都ジョブパークなどは、インターネットを活用した「長田野工業団地・アネックス京都三和立地企業オンライン説明会」を8日に開いた。参加企業は4社で、来春卒業見込みの大学生ら12人が、業務内容などの説明を聴き、パソコンやスマホを通して質問もした。
例年は、大きな会場で合同面接会を開催するが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンライン会議アプリ「ズーム」を使用し、インターネット上での説明会という形をとった。
参加企業は、長田野工業団地の東洋製鉄、ヤマウチ、ニンバリと、アネックス京都三和のワイエムシィ。各事業所から配信し、学生らは自宅からパソコン、スマホでライブ視聴した。
1社につき持ち時間は45分で、各社の採用担当者が自社製品や業務内容を説明した。研修旅行や独身寮があるなど、福利厚生面を説明する会社もあり、学生らは「工場見学は可能ですか」などと、積極的に質問していた。
またインターネット環境が無い人も参加できるよう、長田野町の市企業交流プラザに大型スクリーンを設置。オンライン説明会の手順を知ろうと、就職希望者のほか、他市の就職サポート団体の関係者も訪れた。
写真=企業交流プラザでは大型スクリーンで視聴した