芦田均元首相の「百面均一展」 記念館で尾松克巳さん
2020年07月17日 のニュース

京都府福知山市野間仁田の芦田均記念館で16日から、イラストレーターの尾松克巳さん(52)=島田=の「百面均一展~いろんな芦田均元首相像」と題した作品展が始まった。コンピュータグラフィックスによるいろいろな描画手法で芦田元首相を描いた10点が並ぶ。入館無料。31日まで。
芦田均元首相顕彰会(土家敏嗣会長)の「みんなの作品展」の一環。アニメキャラ風の外交官時代の絵や、切り絵風のポートレート、記念館の玄関口にある銅像を油彩風に描いたもの、大好きな将棋を指すペン画風の作品などがある。
ほかに、芦田元首相が4歳の時に起きた村の大火で生家が焼ける所を見つめる絵もある。大火があった話を知った尾松さんが、いつか描きたいと考えていたという。
展示会でアンケートに答えた人には、見た人が気に入った作品をポストカードにして送ることにしている。尾松さんは「一人でも多く作品を見に来ていただき、芦田元首相や記念館のことを知ってもらえるきっかけになればうれしい」と話している。
18日、19日、26日、31日は尾松さんが終日滞在。火曜日休館。時間は午前9時から午後5時まで。電話0773(27)9445。
写真=展示されている作品と尾松さん