重さ5キロ、胴回り60センチのタケノコ 30分かけ収穫
2020年04月15日 のニュース

京都府福知山市瘤木、小笠原武男さん(81)方の竹やぶで、胴回り約60センチの大きなタケノコが収穫された。「妹が30分ほどかけて掘ったものです。抱えて持って帰ってきたタケノコがあまりにも大きいのでびっくりしました」と話している。
タケノコは14日、妹ら3人が午前9時ごろから掘り始め、30~40本掘り上げた。そのなかの1本が胴回り、長さがともに60センチ、重さ5・5キロの大きなタケノコ。
近年はイノシシやシカによる食害で、春の味覚になかなかありつけなかったが、暖冬で、しかも豊作と裏作のあるタケノコにとって今年は豊作の「当たり年」ということでたくさん収穫できている。
それでも、獣害は少なからずあるといい、小笠原さんは「穂先から40センチ~50センチほどは地上に出ていたようです。イノシシやシカに見つからずに、よくこれだけ大きく成長したなと思います」と感心していた。
写真=収穫された胴回り、長さともに60センチのタケノコ。もう1本は長さ30センチの通常のタケノコ