全国の親子に「光秀と福知山」自宅で楽しんで 福知山市がアイデアブック郵送

2020年04月15日 のニュース

 京都府福知山市は、明智光秀と福知山をテーマとした冊子「明智光秀×福知山IDEABOOK(アイデアブック)」を市のホームページで公開している。希望者には郵送する。新型コロナウイルスの影響で、配布していた福知山城などが休館となったため、外出自粛中の全国の親子が自宅からでも楽しめるようにとの取り組み。

■公立大と制作 ネットで公開■

 アイデアブックを通じて子どもたちに福知山への関心を高めてほしいと、市が福知山公立大などと一緒に3月に作った。前半部分には、光秀と福知山との関わりをまとめている。後半は「光秀に聞いてみたいことは」など10個の質問があり、自分の考えを自由に書き込む。

 制作には、公立大や丹波福知山明智光秀公研究会などが協力した。B5判で表紙を含む24ページ。1万部を発行し、これまでは福知山城などに来館した小中学生全員に配布していた。

 併せて「インパクトのあるお土産を考えて見よう」「福知山城を貸し切れるならどんなことがしたい?」といった質問への回答(アイデア)も募集している。市のホームページの専用フォームなどで受け付ける。集まったアイデアは、城内のコーナーで掲載する。

 また当面、大人、子ども、市内外問わず希望者全員に、アイデアブックを1人1冊、郵送する。ホームページなどから申し込める。

 アイデアブックを考案した公立大の塩見直紀特任准教授は「未来の問題集と定義しています。今できる方法で、(城と)つながることによって日常のささやかな楽しみとなれば」と話す。

 問い合わせは市秘書広報課シティプロモーション係、電話0773(24)7090へ。


写真=市のホームページで公開されたアイデアブック

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