除雪出動日5日間 暖冬で積雪少なく、昨冬の半減
2020年03月31日 のニュース
京都府福知山市は、12月から今月15日までの除雪期間が終了し、市道での出動日数をまとめた。今冬は暖冬傾向とあって積雪が少なく、出動日数は5日間で、昨冬の11日間より大幅に減少した。
市は委託業者所有やリース契約分も含めて重機74台の除雪態勢を整えており、例年、対象の市道約260キロで作業している。
出動の目安は積雪15センチ以上。今冬は大雪注意報が発令されるなどした2月6日、7日、9日、18日、19日に出動し、上夜久野、雲原、大江などの山間部で除雪した。
市は配備していた除雪車の回収を進めている。
京都府は6日間、国は2日間
また、府は全体で191台の態勢で、一般国道175号などを含む約1500キロが除雪対象区間。除雪の目安は積雪10センチ以上。今冬の出動は、福知山市と同様の5日間に2月10日を加えた6日間で、昨年より11日間少ない出動日数だったという。
府は4月に一斉に除雪車の回収をする予定。
国土交通省福知山河川国道事務所は3月25日までが除雪期間で、今冬の除雪車の出動は2月5、17両日の2日間のみだった。国道9号、27号の124・7キロが対象で、除雪機械など22台の態勢をとっていた。例年よりも出動は少なかった。
写真=今冬は除雪車の出動日が少なかった