ご当地アイドル Happy3daysが解散
2020年03月06日 のニュース
来月19日に最後のライブ
京都府福知山市を盛り上げようと、約4年間にわたって活動を続けてきた福知山ご当地アイドル「Happy3days」(愛称・ハピスリ)が解散する。集客などが伸び悩み、さらに大きく活躍をしていくことが難しいと判断したため。感謝の思いを込め、4月に市内で最後のライブを開く。
2016年4月に、福知山ご当地アイドルプロジェクト・ハピノマ(土倉健吾代表)がプロデュースして発足。メンバーの入れ替えや卒業を経て、現在は1期生の宇佐美るいさん(23)、朔間うららさん(23)、2期生の大塚菜有花さん(23)、梨妃さん(17)の4人で活動している。
市内のイベントはもちろん、京阪神、東京、福岡、愛知など全国各地のライブに出演。パフォーマンスをしながら福知山で有名なスイーツ、福知山ゆかりの戦国武将・明智光秀との関連などを伝えてアピールしてきた。
リーダーの宇佐美さんは「ハピスリでの活動を通じて福知山のことがもっと好きになりました。たくさんの場所でしっかりとアピールできたと思う」と話す。
ミュージックビデオやCDを製作するなど、精力的な活動を続けてきたが、ステップアップに限界を感じた。半年ほど前からメンバー間でも解散について話し合うようになり、土倉代表らとも相談して決めた。
2月に福知山で開いた定期ライブ、SNSなどを通じて発信をしており、ファンたちからは発表に驚いたり、解散を惜しむ声が多数寄せられているという。
北本町二区のスタジオファームで4月19日午後1時から2時30分ごろまで、最後のライブを開く。チケットは1千円で当日販売。150人ほどは収容できるが、観客が多い場合は入場制限をする。ライブ後には交流会も開く予定。
宇佐美さんは「大変なこともたくさんありましたが、4年間続けてこられたのはファンのおかげです。ご当地アイドルとして、最後までみなさんに喜んでもらえるライブにしたい」と話している。
写真=解散を決めたハピスリのメンバーたち