新型コロナウイルスでイベント自粛、静かな週末

2020年03月02日 のニュース

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、福知山市が関係するイベントの自粛と市立小中学校の一斉休校の方針を示してから、初めての週末となった2月29日と3月1日のまちの様子をのぞいた。29日は雨が降って人通りはいつもより少なめ。1日は天気が回復して昼ごろにはまちを歩く人の姿があったが、マスクの着用率は高く見受けられた。

 猪崎の三段池公園は、両日に予定されていた全関西卓球大会、1日の市民駅伝が中止となり、静かな週末を迎えていた。

 全関卓球は2日間で1千人が集まる大規模大会で、体育館メインアリーナとサブアリーナを押さえてあった。観戦者も訪れ熱戦が繰り広げられているはずの体育館は、照明が落とされ静寂に包まれていた。

 体育館を管理する市都市緑化協会は「今の時期の週末に体育館がまったく使われないことはまずないです」と、ため息交じりに話す。

 1日時点で、3月に予約が入っていたテニス大会4件、体育館会議室での家電展示会1件のキャンセルがあり、臨時休校に伴う部活での使用取りやめの連絡もあった。「3月の中止はこれからも出てきそう」


■光秀効果鈍る福知山城 貸し出し増える図書館■

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の効果で上り調子の内記一丁目の福知山城。一週間前の2月23日に一日当たりの入館者数が過去最高の1892人を記録したが、29日は345人、1日は714人と鈍る。

 市が、3日からの一斉休校中に児童・生徒が長期滞在しないよう、貸し出しのみでの利用を求める方針の市立図書館。29日の中央館=駅前町=は、大きな変化はなかったが、1日は本の貸し出し数が通常の日曜日の2千冊を上回る2800冊に増加。3分館を含めた全4館の貸し出し総数も増えた。

 休校中は、保護者の就労などで、どうしても家庭で見られない児童については各小学校で受け入れるが、児童・生徒は基本的には自宅待機となる。子どもたちが家庭で長く過ごさなければならないことで、貸し出し数が伸びたと見られる。

 浅田久子館長は「1日の午後になって貸し出し数が増えました。図書館に滞在する子はいつもより少なく、座席の間隔を空けるなど、各自で気を付けてくれていると感じました」と話していた。

 城と図書館は、この週末に開館の有無についての問い合わせが多数あり、市内外の人に戸惑いが広がっていることを印象付けた。
 
 
写真=照明が落とされ静寂に包まれる三段池公園総合体育館メインアリーナ

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