武装工作員上陸を想定 府警と陸自が共同訓練
2020年02月05日 のニュース

陸上自衛隊第7普通科連隊と京都府警は4日、福知山市の福知山駐屯地で、武装工作員の上陸を想定した共同実動訓練に取り組んだ。自衛隊員と警察官ら計130人が、相互の連携を強めた。
防衛省と警察庁が締結する「治安出動の際における治安の維持に関する現地協定」に基づき、第7普連と府警がほぼ毎年訓練を行い、今回で9回目。府警は機動隊と福知山署が参加した。
訓練を統率する第7普連の小野田宏樹連隊長、府警本部の山本一彦警備部長が開始式で、それぞれあいさつに立ち、ミサイル発射を強行する北朝鮮の動きなど、日本を取り巻く情勢にふれながら、「より強固な信頼、絆を築けるよう実のある訓練にしてほしい」と呼びかけた。
このあと、非公開で共同検問などの訓練をした。
写真=あいさつに立つ小野田連隊長(右)と山本警備部長