外国籍の子も利用をと16言語の絵本を特集展示 福知山市図書館
2020年01月13日 のニュース

京都府福知山市駅前町、市民交流プラザ内にある市立図書館中央館は中国語やベトナム語など16言語の絵本、世界各国の文化などを紹介した本を並べる特集展示をしている。2月2日まで。
福知山には32カ国から移住した外国人1028人(昨年11月末現在)が居住。外国語の絵本は、外国籍の子どもたちに読んでもらえればと、中国語の「たね、ぷぷぷ」、ベトナム語の「満月」など42冊を並べた。
また外国人との仲を深めるためには、文化や習慣の違いを知ることも大切。このため、世界の祭りや食事、風習などを紹介する43冊を厳選し、併せて展示することにした。
浅田久子館長は「外国籍の人に、図書館を身近に感じてもらい、利用していただけるきっかけになればうれしい。また市民のみなさんも、外国への知識を深めて、市内に住む外国の人たちと仲良くしていただければ」と話している。
写真=「外国籍の人も気軽に利用を」と呼びかける浅田館長