処暑 大江で稲刈り始まる

2019年08月23日 のニュース

 23日は二十四節気のひとつの「処暑」。夏の暑さがおさまってくるという意味で、早場米産地として知られる京都府福知山市大江町北有路では、すでに稲刈りが始まっている。京都市右京区に住む山崎三楡さん(71)は20日から作業し、早くも実りの秋を迎えている。

大江町の由良川筋では、秋の台風シーズンの前に稲刈りができるよう、春の早い時期に田植えをするところが多い。

山崎さんは64歳のころから、妻の実家がある北有路で米作りに励んでいる。昨年は7月豪雨で栽培する田んぼが水につかったが、穂が出る前だったため、秋には収穫することができた。

今年は4月24日に、約20アールの田んぼにコシヒカリの苗を植えた。刈り取り作業はバインダーを使って行い、収穫した稲の束を稲木に架けて天日干ししている。

作業はあと4、5日かかる予定で、妻と一緒に行っている。出来た米は自分たちで食べるほか、家族や知人らに配る。

山崎さんは「天日干しにすると、甘い米になります。今年も粒がたくさん付いていて、おいしい米が食べられそうです」と喜んでいる。


写真=刈り取りはバインダーを使う山崎さん

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