新米の等級検査スタート JA京都福知山支店

2024年09月09日 のニュース

 JA京都福知山支店は9日から、新米の等級検査を始めた。京都府福知山市報恩寺の佐賀ライスセンターでスタートし、農家12軒が持ち込んだコシヒカリ、キヌヒカリ計約1300袋を、審査員がじっくりと見定め、1~3等と規格外に分類した。スーパーなどで米の品薄状態が続くなか、新米がたくさん店頭に並ぶ日も近い。

 ライスセンターには、30キロの米袋が農家ごとに積み上げられ、検査員が玄米を取り出し、粒の形や病害虫の有無などを目視で確認。水分計で含水量も測るなどして、状態を見極めていった。

 検査をした同支店職員の森田勇斗さん(27)は「カメムシが多く発生し、心配していましたが、しっかり防除されていて、被害はそこまで大きくなさそう。猛暑による乳白米は、今年も多そうですが、総体的には例年より米の状態は良いと思います」と話していた。

 同支店管内では、約3万1650袋の出荷を見込む。検査は旧市域の計14地域で、10月中旬まで行う予定にしている。

 またJA京都にのくに管内でも検査は始まっていて、市内では下豊、大江、夜久野、三和、中六人部の5地域で10月30日まで検査をする。

 

写真(クリックで拡大)=じっくりと品質をチェックした(9日午前9時10分ごろ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。