いらないもので鬼の面作り 大江山鬼の学校
2019年08月21日 のニュース

京都府福知山市大江町佛性寺の日本の鬼の交流博物館(塩見行雄館長)で20日、鬼の面を作る催しがあった。親子ら12人が参加し、いらなくなった箱などで個性あふれる面を作った。
「大江山鬼の学校2019」(世界鬼学会主催)の子ども向けの行事で、講師は美術家の新井厚子さんが務めた。
材料は段ボール箱やペットボトルキャップ、毛糸、スポンジなど。段ボール箱を鬼の顔に見立てて作った参加者は、髪の毛に毛糸、まゆに貝がらを使うなどして、立体的にしていった。
本来の怖い形相の鬼のほか、女の子に似せたかわいい鬼に仕上げる子もいて、保護者らと相談しながら手を進めた。出来上がると、自分の面をかぶり、全員で記念写真を撮った。
三和小学校6年の田中翔君は父母と3人で参加。「赤鬼をイメージして作りました。思っていたよりも簡単に作れました。面は家に飾りたい」と話していた。
写真=家族で協力しながら作っていった