軟式野球:京都代表SECカーボンが近畿予選突破して国体出場
2019年08月20日 のニュース

第74回国民体育大会軟式野球競技近畿ブロック予選会が、奈良県の佐藤薬品スタジアムであり、福知山市のSECカーボンが京都府代表として出場。奈良県代表の佐藤薬品工業を3-2で破り、2年ぶりの国体出場を決めた。
国体は、都道府県支部の予選会で優勝し、各ブロック予選会を突破して代表となった32チームが出場する。
近畿予選会は17、18両日に開催。2府4県の代表6チームが1試合して勝利した3チームと、敗れた3チームによるリーグ戦の勝者の計4チームが本大会の出場権を獲得した。
SECは1回、単打で出塁した1番荒木を犠打で送ったあと、3番芦田裕のタイムリーで1点先制。続く4番小寺が2点本塁打を放ち、計3得点した。先発の黒川は4、5回にそれぞれ失点し、1点差と迫られたが、6回からは長岡、芦田裕の継投で守り抜いた。
SECは天皇賜杯全日本軟式野大会の69、70回大会で連覇したこともある強豪。観戦した市野球協会の松井博孝副会長は「チームカラーの堅い守り、粘りが良かった。3人の投手リレーは見事だった。茨城国体ではぜひ頂点に」と期待している。
国体は10月4日から7日まで、ノーブルホームスタジアム水戸など茨城県内で開催される。
写真=国体出場を決めたSECカーボン