先祖と福知山花火大会事故犠牲者を慰霊 丹波大文字法要
2019年08月17日 のニュース

丹波大文字送り火に先立ち、京都府福知山市中ノの市厚生会館で16日夕に丹波大文字法要があった。戦没者や先祖を慰霊するとともに、2013年の福知山花火大会屋台爆発炎上事故で亡くなった3人を悼んだ。
法要には、市内の寺院、各団体の代表、一般市民が参列した。
祭主を務めた福知山商工会議所の谷村紘一会頭が祭文を読み上げ、先祖の御霊と屋台爆発炎上事故犠牲者への弔意を表し、「古里の繁栄を守っていくことが、今日の福知山に暮らす我々の使命」と力を込めた。
大橋一夫市長も追悼の言葉を述べ、「安心安全のまちづくりに尽くす」と誓った。
法要は厳かに執り行われ、御詠歌奉詠や、市民らが願いを込め書いた塔婆の供養、僧侶らの読経、参列者の焼香などが続いた。
写真=厚生会館で法要が行われた