女子高校野球:15回大会優勝、プロで活躍の古谷投手が応援メッセージ
2019年07月24日 のニュース
第23回全国高校女子硬式野球選手権大会は、26日に兵庫県丹波市で開幕する。これを前に、日本女子プロ野球機構は、福知山成美高校出身の女子プロ野球選手、埼玉アストライアの古谷恵菜投手(23)の当時の思い出や後輩たちへのメッセージを発表した。
古谷投手は、埼玉県朝霞市出身の177センチの長身右腕。成美では2年生からエースとして活躍し、3年時の2014年7月、第18回大会の決勝戦で完封、成美を初の全国優勝に導いた。15年にプロ入りした。
3年時の全国高校女子選手権大会は、本調子ではなかった。「春の大会で全国準優勝だったことなど、いろいろなプレッシャーの中で思うようなピッチングができなかった」と振り返った。
しかし「監督のおかげで自分のピッチングを取り戻せた」と徐々に調子を上げ、強豪校を倒して全国優勝投手に。「アドバイスをしてくださった監督、試合で援護してくれたチームのみんなのおかげ」と今でも感謝しているという。
大会を直前に控える成美の後輩たちへは「チームも増え、その中で頂点に立つことは簡単なことではないと思いますが、これだけの女子野球選手の仲間と戦えることに感謝して、悔いなく全力で戦い抜いて下さい」と応援メッセージを送る。
写真=成美を初の全国制覇に導いた埼玉アストライアの古谷投手=日本女子プロ野球機構提供