中学硬式野球:福知山ボーイズが京都府代表で全国選手権

2019年07月09日 のニュース

 福知山市の中学硬式野球チーム、福知山ボーイズが京都府代表として全国大会に出場する。リポビタンカップ第50回記念選手権大会(日本少年野球連盟など主催)の府支部予選で、並み居る強豪チームとの激戦を制し、優勝した。全国大会出場は4年ぶり2回目で、前回果たせなかった勝利をめざす。

 府予選は、14チームがトーナメント戦をした。福知山はレベルの高い選手がそろい、南部の強豪を次々と撃破した。エースで4番を務める森下瑠大投手(南陵3年)は、左投げで130キロ前後の直球とスライダーなどを決め球に、打者をほんろうした。

 準々決勝の京都南山城戦は3-0と完封。準決勝の京都二条戦は3回まで投げ、無失点に抑えた。序盤に挙げた2得点を継投で守り切り、2-0で勝ち進んだ。

 決勝はボーイズリーグの日本代表選手らを擁する京田辺。関西屈指の好投手が相手だったが、森下投手が初回に中前適時打を放ち先制。3回にも追加点を挙げ、序盤で4得点した。投げては、6回のピンチを1失点で切り抜け、7回を完投。4-1で京都の頂点に立った。

 森下投手は「全国出場を決められてうれしい」と喜び、府予選を「接戦ばかりでしたが、気持ちを切らさずに最後まで良い雰囲気で戦えた」と振り返る。主将の植和田一成外野手(綾部3年)は、全国大会に向けて「まだ全国で勝ったことがないので、勝ちたい。予選以上に一人ひとりが意識を持って頑張りたい」と気合を入れる。

 大江学監督は「主将中心に集中を切らさずにしっかりと戦えた」と選手をたたえ、「4年前の全国は初出場で、1勝できなかった悔しさがあります。チームの思いを背負って勝ちにこだわりたい」と話す。

来月2日から大阪で

 全国大会は8月2日から6日までの日程で、48チームが集い、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲球場)などで開催される。

 

写真=4年ぶり2回目の全国大会を決めた福知山ボーイズ

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