福知山マラソン、地元枠を廃止 6月10日に1万人受け付け開始
2019年05月16日 のニュース
1万人のフルマラソン、福知山マラソンの実行委員会は、京都府福知山市駅前町の市民交流プラザで会合を14日に開き、第29回となる今年の開催概要を決めた。市民枠(地元枠)の廃止や参加料の変更、オータムエントリーの新設を確認した。
開催日は例年と同様に11月23日で、雨天決行。日本陸連公認コースのフルマラソン42・195キロの定員は1万人とし、内1千人の市民枠を廃止する。ただし、従来どおり市内にあるスポーツショップのほかに、新たに市役所内の事務局でもエントリーできるようにする。
5キロのステップランは、日本陸連登録者が対象の登録の部、一般の部を合わせ500人。2キロ、3キロのファンランも500人。3キロのファンランペアは100組で、いずれも先着順で募る。
1次エントリーは、インターネットと市内のスポーツショップ、事務局で受け付けし、郵便振替では受け付けない。いずれも6月10日からで、ショップと事務局が7月21日まで、インターネットは9月8日まで。オータムエントリーはインターネットのみで、10月1日から23日まで。
マラソンの参加料は、秋の消費税増税の影響のほか、仮設トイレを増やすなどランナーの満足度向上も図るため、3大会ぶりに増額することにした。
1次が1千円増の8千円で、オータムエントリーは9千円。チームエントリーは10人で7万円。またステップランは3500円、ファンラン2千円、同ペアは3千円とする。
さらに混雑の緩和のため、ゴール直後に発行していた紙の個人記録証を廃止し、完走者にはインターネットで確認できるWEB完走証を発行。関門の位置も若干変えるなど、ほかにも変更点がある。
写真=昨年の福知山マラソン