大型連休の福知山城、昨年の7割増 大河ドラマ先取り観光
2019年05月09日 のニュース
京都府福知山市は、市内にある主な施設の大型連休中(4月27日~5月6日)の入場、入館者数をまとめた。行楽日和に恵まれ、長期の連休になったことなどで、昨年の同期比(4月28日~5月6日)と比べ、全16施設の合計は7512人(17%)増え、延べ4万4907人が訪れた。福知山城は約7割増えた。
明智光秀が築いた福知山城は、光秀を主人公とする20年の大河ドラマに向けた先取り観光のほか、続日本百名城のスタンプラリー実施などにより、昨年比で2995人増加し7229人が来場した。
全体で最も多かったのは動物園で1万1632人、次いで農匠の郷やくのが1万104人だった。動物園、三和荘、児童科学館は、昨年より1千人以上増えた。
減少したのは、5施設(休館中のこぶし荘を含む)。大呂自然休養村センターは、宿泊とグラウンドゴルフ場利用者を分け、延べ人数で計算していたが、重複を避けて計上するようにしたこと、またキャンプ場が昨年の7月豪雨災害で被災し、部分復旧にとどまっていることもあり、昨年比で211人減った。
各施設の入場・入館者数は次の通り。
福知山城7229人▽佐藤太清記念美術館580人▽丹波生活衣館357人▽芦田均記念館81人▽治水記念館120人▽日本の鬼の交流博物館948人▽三和荘6389人▽農匠の郷やくの1万104人▽あしぎぬ大雲の里852人▽大江山酒呑童子の里1758人▽大江町和紙伝承館48人▽動物園1万1632人▽植物園705人▽児童科学館3684人▽大呂自然休養村センター420人▽こぶし荘(休館中)0人
写真=家族連れらでにぎわう動物園(2日撮影)