豪雨災害のキャンプ場が復旧 大型連休にBBQで歓声
2019年05月04日 のニュース
昨年7月の豪雨災害で土砂が流入するなどしてキャンプ場が閉鎖されていた京都府福知山市大呂の市大呂自然休養村センター・京都大呂ガーデンテラスが、大型連休までに復旧し、連日、バーベキュー、キャンプを楽しむ家族連れらでにぎわっている。
自然休養村は兵庫県丹波市の丹波悠遊の森協会(山口嘉幸社長)が昨年4月から指定管理を受けて運営。宿泊棟の利用は受け入れていたが、主要施設のキャンプ場は災害のため長期休業となり、4月27日に念願の再オープンを迎えた。
現在は8カ所あるテントサイトのうち4カ所を使っており、残りは芝が生えそろうのを待ち、夏ごろの再開をめざす。
再オープンを20日にホームページで告知し、22日から予約受け付けを始めたところ、その日のうちに大型連休分が全て埋まったという。このほか、デイキャンプ、屋内での宿泊も連休中は全て予約が入っている。
連休を満喫しようと8家族20人でバーベキューに訪れたグループは、ピラフ、焼き豚、ホタテ、串刺し肉などを用意。幼児から小学6年生までの子ども11人もいて「火加減はこれくらい?」「おいしそう」「焦げてる!」など歓声を上げていた。
成仁小4年の井上羅夢さんは「みんなで食べるとおいしい。遊ぶのも楽しいです」と笑顔を見せた。
写真=フランクフルトをほお張る子どもたち