給食はランチルームに1~9年全員集合 小中一貫三和学園
2019年04月12日 のニュース

開校したばかりの京都府福知山市三和町千束、小中一貫校・三和学園(細谷恵滋校長)が、初めての給食の日を11日に迎えた。全校児童・生徒128人全員がランチルームに集まり、わいわいと食べるのを三和学園のスタイルとし、楽しい昼食の時間が始まった。
町内2小学校を統合し、三和中学校敷地内に新校舎を建てて小中一貫校になった。これまでの給食は、小中学校ともに原則はクラス単位だった。9学年という大所帯になったことで、みんなで楽しく食べて食育を進めていこうと、新設した広さ175平方メートルのランチルームを利用していく。
学年によって授業時間が違うため、給食の始まる時間も少しずつ異なり、4年生までが午後0時25分から、続いて5、6年生、最後に7年生以上の中学生がやってくる。ランチルームに入る前には整列して「2年生です。よろしくお願いします」などと声をそろえ、手洗いや配膳のためのマスク着用を徹底する。
割り振りされた学年ごとのテーブルにつき、配膳ができた学年から「いただきます」。ランチルームのにぎわいに包まれながらの初めての給食で、お祭り気分の1年生10人は「すごく楽しいし、全部おいしい」と喜んでいた。
写真=全校児童・生徒が集まってランチルームでわいわい給食