海の見える牧場に春 碇高原「ふれあい広場」25日再開

2019年04月07日 のニュース

 海の見える牧場、京丹後市丹後町碇の京都府碇高原牧場に、春がやってきた。動物たちと触れあうことができる「ふれあい広場」が25日にオープンする。ヤギ、ヒツジ、ミニチュアホースが人びとを出迎え、今年生まれたばかりの子ヤギも見ることができる。

 丹後天橋立大江山国定公園の中、標高約400メートルにある、府農林水産技術センター畜産センターの施設。牧場は88ヘクタールあり、黒毛和種の改良・子牛生産・受精卵の譲渡、放牧地を利用した乳用牛の育成・妊娠牛譲渡などにあたっている。

 雪が深い地域で、冬の間は冬季収容畜舎で過ごし、春になると、広々とした放牧地へ放す。「今年は雪が少なかったのですが、4月になって2日間、牧場が白くなりました」と田中穗積場長。もうしばらく畜舎で過ごし、24日に放牧が再開となる。

 最初に放すのは黒毛和牛の妊娠牛20頭。その後5月中旬から繁殖牛92頭をはじめ計157頭を順次放牧していく。

 牛の放牧が始まった翌25日には、「ふれあい広場」が再開。畜舎からヤギやヒツジたちが「お引っ越し」をする。予定では午前10時30分ごろからで、地元の保育園児たちが約300メートルを一緒に歩く。

 ふれあい広場は申し込みなど必要なく、いつでも利用でき、家族連れや保育園のバス遠足などで人気を集めている。時間は午前8時30分から午後5時15分まで。無料。例年11月中旬まで開放している。問い合わせは電話0772(76)1121、碇高原牧場。

 

写真=昨年の「ふれあい広場」オープン日

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