人口増へ取り組み進める 夜久野で振興大会

2019年02月21日 のニュース

 京都府福知山市夜久野町の住民組織、夜久野みらいまちづくり協議会(衣川裕次会長)は17日、額田の夜久野ふれあいプラザで、この1年間の活動の集大成と位置づける振興大会を開いた。将来像の「住んでよかったこのまちに」に向けて取り組む4部会の活動報告や講演があり、参加した会員や一般市民ら約110人がまちづくりへの関心を高めた。

 協議会は15年7月に設立。夜久野町の少子高齢化が深刻ななか、究極の目標の人口増に向けて取り組みを進めている。4部会に分かれて地域の課題を抽出・分析し、やれることから実践し、今年度は自治会との連携も強めた。

 活動報告で定住・交流促進部会(衣川修平部会長)は、空き家活用対策として京阪神などからの移住者を増やすため、町内全域を府の移住促進特別区域(移住特区)にすること(畑地域は指定済み)を目標にしていると伝えた。

 このあと、部会活動に参加する京都市からの移住者が、移住の手続きが難しいため“伴走者”のように支援をする人の必要性や、自身の茶生産に取り組む意欲を語った。

 経済活性化部会(衣川伸二部会長)は、イルミネーション「天の川銀河inやくの」の取り組みなどについて報告。教育・文化・スポーツ部会(小田垣裕一部会長)は全46集落の名所や伝統行事などの写真、行事を入れたふるさとカレンダーを製作したことなどを話した。

 福祉・あんしん部会(夜久昭広部会長)は、車に貼る防犯対策のマグネットステッカーや、交通事故ゼロをめざす“飛出防止郎”看板を作ったことなど、それぞれの成果をスクリーンなどを使いながら発表した。

■住みたい田舎全国一 朝来市の職員が講演■

 講演会では、宝島社が発行する「田舎暮らしの本」で、住みたい田舎全国一に輝いたことがある隣接する兵庫県朝来市の地域自治協議会の取り組みを紹介。市職員の馬袋真紀さんが、「自分たちのまちは自分たちで創る」をテーマに話した。

 同市は小学校区単位(一部除く)で地域自治協議会が組織され、馬袋さんは「与布土地域自治協議会」のつながりの郷部会長を務める。

 この立場から、「一人ひとりが安心して、自分らしく、生き生きと暮らしていける地域づくりの大切さ」を指摘。「高齢化が深刻ななかで持続可能な地域づくりを進めるには、地域自治組織のビジョンを住民が共有し、一人の声を大切にし、だれでも活動に参画できる仕組みと雰囲気づくりが必要。肩書はまったく関係ない」と説いた。

写真=製作したふるさとカレンダーを紹介しながら活動報告をする教育・文化・スポーツ部会

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