市動物園のミニブタ、入園者との接触を抑制 豚コレラ

2019年02月14日 のニュース

 家畜伝染病の豚コレラ感染が広がる中、京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園(二本松俊邦園長)では、感染拡大防止に、飼育しているミニブタと入園者との接触を抑制する対策をとっている。

 豚コレラは、ブタやイノシシがかかるウイルス性の伝染病で、これまで愛知県や岐阜県、大阪府など5府県の養豚場で感染が広まっている。

 福知山、綾部、舞鶴3市を管轄する府中丹家畜保健衛生所(福知山市半田)によると、現在3市内で養豚業者などが9カ所で計56匹の豚を飼育しているが、今のところ感染などの異常は確認されていない。同衛生所では各所を巡回するなどして養豚業者らに、消毒の徹底や野生のイノシシとの接触防止を呼びかけている。

 福知山市内では5カ所で42匹を飼育。このうち市動物園には現在、ミニブタ24匹とイノシシ1匹がいる。ミニブタは3カ所に分けて飼っているが、1カ所は来園者との触れ合いはできない、鳥類のエミューと一緒の飼育舎で、檻の周りをネットで覆っている。

 あとの2カ所は、来園者が中に入って自由に餌を与えることができる動物広場とふれあい広場で、豚コレラの感染拡大が分かってからは、広場に入れないように入り口を施錠し、「予防のため、ミニブタには餌を与えないでください」などの注意書きを記した看板を取り付けた。このほか、広場の周りには高さ約1・8メートルの工事用の柵を設置した。

 また、イノシシはニホンザルのミワと一緒に生活するウリボウがいて、飼育舎は来園者が直接触ることができないような造りになっている。

 園での措置は終息宣言が出るまで続ける。二本松園長(73)は「ミニブタは園でも人気者で、触れ合ってもらえることができないのが残念ですが、しばらくの間我慢していただきたい。早く終息することを願っています」と話している。

写真=ミニブタを飼育している動物広場。周りには工事用の柵を設けた

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