総合小売業のさとう（本部・福知山市東野町、佐藤総二郎社長）が、福知山市駅前町の「さとう福知山駅前店」を今年秋に閉店する。同店から約150メートル東にある旧ＮＴＴ西日本京都支店福知山東別館跡地に食品スーパーマーケット「（仮称）フレッシュバザール福知山お城通り店」を同時期にオープンする予定。

　福知山駅前店は、鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建て。売り場面積は約4700平方メートル。築約48年が経過しており、建物の老朽化に伴い閉店を決めた。閉店後の建物、土地の利用計画は決まっていない。

　かつては道路を挟み同じく大型商業施設の福知山ファミリーがあり、互いの頭文字から「サーファー通り」と呼ばれた。

　新規出店するバザールは平屋造りの建物で、売り場面積950平方メートルを計画している。開店日時は今後詳細を詰める。

■西舞鶴駅前店も閉店■

　福知山駅前店と同じく、老朽化している舞鶴市引土の「さとう西舞鶴駅前店」（鉄筋コンクリート造5階建て、売り場面積約1万平方メートル）は27日に閉店し、2月21日に同市京田のジュンテンドー西舞鶴モール内で「フレッシュバザール舞鶴京田店」（売り場面積980平方メートル）をオープンする。


写真＝今秋で閉店するさとう福知山駅前店