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両丹日日新聞2019年1月21日のニュース

400年続く戸渡しの儀 三俣の生野神社で宮当番交代

戸渡しの儀 京都府福知山市三俣に鎮座する生野神社の宮当番を引き継ぐ「戸渡しの儀」が20日、営まれた。新しい宮当番が、ご神体や約400年にわたる歴代宮当番の名前が書かれた巻物「おとじょうさん」などを引き継いだ。

 宮当番は毎年、三俣地区の10戸が担当し、1年間、境内の清掃や雪かき、祭りの準備などを全般に担当する。

 巻物の最初には、徳川三代将軍・家光のころにあたる1625年のときの宮当番の名前が記されていて、少なくとも今から394年前にはこういった儀式があったとみられる。

 地域の人ら約100人が見守る中、生野神社で神事が執り行われ、神官の林秀俊・大原神社宮司に続き、榊(さかき)を口にくわえてご神体を持つ旧当番、新当番らが拝殿に上り、神事に臨んだ。

 このあと近くの三俣生活改善センターへ場所を移し、戸渡しの儀があり、旧当番の大槻充さんから新当番の今川幸夫さんへ引き継がれた。


写真=厳かな雰囲気の中、執り行われた戸渡しの儀

    

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