第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会京都府予選会が12、13両日、富山県で開かれ、アルペン種目の大回転少年男子の部で福知山市水内、福知山成美高校スキー部の3選手が上位を独占。府代表として、国体に出場する。

　南砺市のたいらスキー場で開かれ、同部には25人が出場。成美の一ノ本龍之介選手（1年）＝関宮中・養父市＝が初優勝、中村大斗選手（2年）＝村岡中・香美町＝が2位、西田一歩選手（同）＝同＝が3位に入った。中村選手と西田選手は2年連続の国体出場となる。

　国体は、2月14日から17日まで北海道札幌市で行われ、大回転は手稲区のサッポロテイネで開催される。

　一ノ本選手は府予選について「思い通りの動きができ、優勝できました」と振り返り、国体は「難しい会場と聞いています。緊張すると思いますが、これまでの練習を生かして良い結果を出したい」と意気込む。

　中村選手は府予選で「去年はミスがありましたが、今年はミスを無くせ、自分で成長を感じられた」とし、「課題を見つけたので、直して本選に挑みたい」と気を引き締める。

　西田選手は「初めの急斜面でミスをしてこけてしまった」と府予選を悔やむも、国体では「自分の満足ができる滑りをしたい」と前を見据えた。


写真＝国体出場を決めた福知山成美スキー部の一ノ本、中村、西田各選手（右から）