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両丹日日新聞2019年1月16日のニュース

卒業、入学式用のコサージュ 障害者施設に全国から注文

役割分担で作業 今春の卒業式や入学式に出席する児童、生徒らの胸を飾るバラのコサージュ作りに、京都府福知山市昭和新町、障害福祉サービス事業所ちくもう(芦田ふゆ子施設長)が取り組んでいる。いまが最盛期で、事業所の利用者たちが心を込めて作っている。

 コサージュ作りは、ちくもうの前身・竹毛希望の家が開所した1978年から始め、毎年学校などの依頼を受けて製作している。年々依頼が増え、昨年は約6500個を作った。

 製作方法は紙を巻いたワイヤの芯に、2枚重ねの造花用の紙でできた花びらを8枚ずつくっつけ、つまようじを使って丸みを持たせ、本物のバラのように仕上げていく。

 花びらの色は赤、白、ピンクの3色。大きいサイズやメタルリボン付きもある。

 製作班の「チームバラ」のメンバー8人が、昨年4月から作業を分担して取り組み、注文は卒業式用が2月8日、入学・園用は3月15日まで受け付ける。

 芦田施設長は「コサージュ作りは40年続いていて、年々利用者さんの技術が上がっています。1本ずつチームで作ることで、良いものに仕上げてもらっています」と話している。

 コサージュについての問い合わせは、ちくもう、電話0773(23)4503、ファクス(23)4656へ。


写真=役割分担で作業を進めている

    

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