福知山市の公立大学法人福知山公立大学(井口和起理事長)は、京都府北部の4市2町はと地域の持続的発展をめざす包括的連携協力に関する協定を締結した。地域の人材育成・定着▽振興・情報化▽経済の発展▽観光振興▽保健医療福祉向上の5項目を基本とし、幅広い分野にわたる活動で連携を強化していく。
具体的な内容としては、フィールドワークやインターンシップの推進、地域住民への公開講座の開催、自治体職員らが講師を務める学生教育の実施、情報化に関する研究、保健・医療・福祉に関するセミナー開催や共同研究など。
10日に福知山市西小谷ケ丘の公立大で締結式があり、舞鶴、綾部、宮津、京丹後の4市長、伊根、与謝野の2町長、井口理事長、大学設置者として大橋一夫福知山市長が出席。協定書に調印した。
あいさつで井口理事長は「『市民の大学、地域のための大学、世界とともに歩む大学』を基本理念に掲げ、地域貢献活動に力を注いできました。これを新たなスタートとして、地域創生に向けて懸命に取り組みたい」と決意を述べた。
大橋市長は、「設置者として喜ばしい。幅広い分野にわたって地域創生の一翼を担うものと期待しています」と話していた。
写真=公立大学が6市町との協定を締結した
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。