新春に弓道の修練を誓う恒例の「初射会」が、京都府福知山市和久市町の市弓道場で4日に開かれた。福知山市弓道協会(岩城美文会長)の会員22人が袴(はかま)姿でそろい、一層の上達を願って今年初めて弓を引いた。
最初に、岩城会長(68)が「新たな気持ちで平成最後の年を過ごしてほしい。それぞれの目標があると思うので、昇段昇格に向けて頑張ってもらいたい」とあいさつし気を引き締めた。
昨年の年間表彰があったあと、伝統の作法にのっとって弓の儀式を行った。岩城会長が約3メートル先の巻藁に向けて射る「巻藁射礼」をし、小原修副会長(62)が射初めとなる「矢渡し」をした。
1月例会も兼ねており、午後からは10射の競射をした。
写真=巻藁射礼をする岩城会長
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