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両丹日日新聞2019年1月 5日のニュース

大根、白菜、七草がゆセットも 福知山卸売市場で初競り

初競り 京都府福知山市厚中問屋町、市公設地方卸売市場で5日朝、新年恒例の初競りがあり、場内に競り人や買受人の威勢の良い掛け声が響いた。

 午前6時25分ごろからセレモニーが始まり、市場を開設する福知山市の桐村正典産業政策部長が「近年、取扱高は年間7億円前後を確保しているものの、高齢化に伴う出荷農家や買受人の減少など、市場を取り巻く環境は大変厳しい」と述べ、「学校給食への野菜導入拡大をはじめとする地産地消の取り組みを軸に、市場機能の維持、充実を図り、現状打破の糸口をつかみたい」とあいさつした。

 続いて市場の卸売業者、福知山合同青果の稲場勝取締役部長(44)が「今年も従業員一同、市場の活性化をめざし、猪突猛進の勢いで頑張りたい」と決意を述べた。

 このあと競りが始まった。大根やハクサイ、キクナ、七草がゆセットなどが並び、約20人の買受人が品定めをしたあと、次々と競り落としていった。

 西中ノ町(アオイ通り)で青果店を営む山中敏弘さん(76)は「大根やカブラなどの白物野菜がよくとれているのか、価格が安いですね」と話していた。


写真=買受人たちが次々と新鮮な野菜を競り落としていった(5日午前6時35分ごろ)

    

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